私は、高校を卒業してから小説を書こうと思った。
高校に在学してた頃から習作みたいなものを書いていた。
エヴァンゲリオンのあらすじのようなものと、星新一のショートショートのあらすじのようなものを書いた。
高校を卒業して、しばらくは独学でプログラミングをやりながらバイトをして、寝て屁をこいていた。
暇な時期にSF小説を読み、小説を読み、フロイトとラカンを読み、思想のマネみたいな文章を、ノートに書いていた。
たまに、寝ながら屁をこいていた。
ノートは20冊と、ルーズリーフが一束ある。
1日何枚と決めてた時もあったが、そのうちやめた。
バイトはほぼ個人経営みたいな古本屋で、ブックオフみたいな大型のものでもなければ神保町に居並ぶようなものでもなく、言わばDORAMAのようなものだった。古いマンガの小口の日焼けを延々ヤスリで削らされながらレジ打ちをしていた。
ブックオフで、専用の機械を見たときには、愕然とした。
経営難に伴う規模縮小により、クビになった。
暇になってからも、小説は書かなかったが、小説を書くための勉強をしているつもりだった。
辞めて一年で介護の資格を取り、二年後に就職した。
とはいえ、必ず、屁はこいていた。
寝ながら屁をこく日々もあった。
要するに、通底するものなんか何もない。三年か四年前に『崩れる本棚』という文芸サークルに入って、初めて小説を書いた。
以後、年に一、二個は、小説らしいものを書いた。
それを平和島の文学フリマでばらまいた。
2ヶ月後に、また東京の文学フリマがあり、小説を配る予定だが、難渋している。
去年昇進した。去年結婚した。
今、「道徳の系譜」を読んでいる。
2018年3月11日日曜日
自己紹介
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