2018年4月11日水曜日

2018/04/11

 玉川上水駅で降りた。玉川上水が駅の南側を流れていて遊歩道が半ば放置された土手という感じで川の両側にあった、左側を常に覆うガラス張りのマンションがあった。ベランダの桟が全部ガラスだった。駅に近づくと変電所と高校の裏手があった。すべて広い。独立して建っているプレハブの事務所の中に男がいた。何をするでもなく電話と各種書類と壁に地図が貼ってあったような気がした地図を見るでもなく見ていたような感じがしたけれども何も見ていなかったのかもしれない。棒アイスの棒、鉄のフェンスの芯、枯れ葉で埋め尽くされていた、ドングリが散在していた。川の反対側は住宅地だった。全部住宅地だった。この街は住宅地と変電所しかない。モノレールが通っている。多摩市と立川市の境だった。駅前と変電所と住宅地しかない、あとは墓地がある。墓地もとてつもなく広かった。住宅地の分だけ墓地があるのかもしれない。丸く刈り取られた植木、お供え物のbossレインボーマウンテン、玉砂利の上を蟻が歩いていたような気がする、そんなによく見たわけではない。学生がたくさんいた。学生が住宅地に移り、それから墓地に移る。すべて巨大だった。なんと合理的な街なんだろう。

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